
「あなたの理想と現実」
Mental Fitness System
Mental Fitness System
あなたの理想と現実
1.ストレスチェック
このツールではあなたという人格を次の観点から測定・評価します。
○ストレス耐性(10点満点)
「ストレス耐性」とは、ストレスを受けた場合あなた自身がそのストレスに対応する能力尺度をあらわします。
つまり「個」の強さです。当然の事ながら点数が高い程、「個」は強いことになります。
○ストレス度(10点満点)
所謂、ストレスの度合いです。低ければ低いほどストレスが少ないといえます。
ストレスの度合いは客観的状況の変化(周囲の変化)でも変動しますが、主観的な捉え方が大きく左右します。
つまりまったく同じ状況に置かれても、それをストレスとして感じる人とそうでない人がいるんですね。
それをふまえて、あなたのストレス度を測定します。
○ソーシャルサポート(10点満点)
ストレスに立ち向かうパワーには大きく2通り有ります。
1つは「個」がストレスに立ち向かう「ストレス耐性」と、自分を支える家族や友人、職場の同僚、先輩、または組織等のパワーです。
後者を「ソーシャルサポート」(社会的支援)と言います。
魅力的な人間関係は必ず自分の力になってくれるはずです。「個」を強めることと同様に「ソーシャルサポート」を築きあげることも大切ですよ。
2.アイデンティティー分析
このツールでは、あなたのアイデンティティーを「積極性」、「楽観性」、「創造性」、「協調性」、「責任感」、「忍耐力」の6つのカテゴリーに分類し、「期待重視度分析法」によりあなたを測定・評価します。
○期待・重視度(10点満点)
「期待・重視度」とは、各カテゴリーをあなたがどれだけ重要視し、期待しているか?という尺度を現します。
つまり評価点数が高い程そのカテゴリーを重要だと考えており、あなたがその高い要求を満たすことを期待していることを示します。
逆に評価点数が低いほど「それほど重要に思っていない。」ことを示します。従って「期待・重視度」のレーダーチャートグラフは「あなたがなりたい自分」、「自分はこうゆう人間でありたい」という理想像を示します。

例えば、図1のサンプルでは、レーダーチャート右半分の期待度が高く、左半分が低い事を示しています。
このようなアイデンティティーは良くも悪くもポジティブ/クリエイティブでありたいと願い、攻撃的です。
スポーツでいえば、「オフェンス型」に属し、仕事でいえば企画、営業的志向が強く現れています。リーダーシップのタイプでいえば、「率先垂範型」を理想像として描く傾向があります。

また「図2サンプル2」の例では、「図1サンプル1」とは逆に、レーダーチャート左半分の期待度が高く、右半分が低い事を示しています。
このようなアイデンティティーは保守的であり、自分の役割を的確に果たしたいと願う守備型です。
スポーツでいえば、当然「ディフェンス型」に属し、仕事でいえば総務、経理等の事務職志向が強く現れています。
リーダーシップのタイプでいえば、部下を的確に分析/把握し、木目細かな管理を実現します。派手な個人プレーや独断専行より組織力を重視し、リスクや失敗の少ないリーダーを理想像として描く傾向があります。
○客観度(10点満点)
前述の「期待・重視度」に対し、「客観度」は各カテゴリーにおいて、「客観的に評価すると自分は何点なのか?」を現します。ありのままのあなたの思考習慣が数値化されます。
○「期待・重視度」と「客観度」の乖離(距離)について
この「期待・重視度」と「客観度」は必ずしも一致しません。
(1)「期待・重視度」 > 「客観度」の場合
そのカテゴリーについては、あなたはより高度な自己実現を望んでいるにも関わらず、客観的にそのレベルには至っていないことを示します。
(2)「期待・重視度」 < 「客観度」の場合
そのカテゴリーについては、あなたはそれほど重要に思っていないにも関わらず、望むレベル以上の自己を実現していることを示します。これらは必ずしも良いことではありません。
「何もそこまで一生懸命にやらなくても...」「本当の自分はこんな誰にでも好かれる協調性の高い人間じゃない...もっと自分はわがままなはずのに...」こんな「仮面を被った自分」に思い当たることが有りませんか?
「本当は有りのままの自分を受け入れてほしいのに、きっと有りのままの自分は受け入れてはもらえない!」という思い込み。これらは大きなストレスなのです。
(3)「期待・重視度」 = 「客観度」の場合
期待通りの自己が実現されていることを示します。但し、7点以下での一致は危険です。向上心の欠如を現します。より高いレベルでの自己実現を目指して下さい。