自己肯定するちから

今日からまたカウンセラーモードに戻しまして(笑)。 皆さんにとって「自己肯定」と「他者肯定」、どちらが重要ですか? もちろん程度問題ではあるのですが。 簡単に言えば一人の健全な人格を形成するには「独立自尊」であることは必要です。でも度が過ぎると「唯我独尊」になってしまいます。 一方で「他者肯定」を求めすぎると「媚びる」人格が形成されてしまいます。 両親に媚びる、上司に媚びる、友達に媚びる・・・。 いつも他者の目線や評価を気にしながら生きてゆく。 これではあまりに寂しいですなぁ。 この問題の解答は恐らく「どちらも必要だがバランスが重要」ということでしょう。 このサイトでご紹介しているシステムは精神科医と一緒に論理仕様を練り上げたのですが、その際忘れられないことを教えられました。 発達心理学において自分を肯定するちからは、「ある一定の時期に無条件他者肯定の大量投与が必要である」という話でした。 赤ちゃんにとっての初めての最大の他者は両親でしょう。 「三つ子の魂百まで」ではないですが、この時期に無条件肯定を両親から大量投与されない子供は自立が困難だという話でした。 この無条件肯定が大事なんですなぁ。 条件付き肯定ならいっぱい転がっているでしょう? 「テストで満点だったから褒めてもらえる」 「母親の手伝いをしたからよい子」 大人の皆さんにも十分に当てはまるのではないでしょうか? これじゃ、駄目なんです。 「あなたが生きていてくれさえすれば私は幸せ!」 「産まれてきてくれてありがとう。」 これこそが無条件の他者肯定。 このちからが自己肯定を育むのですなぁ。 将棋の師匠であった米長先生は内弟子のころ、師匠の佐瀬先生から将棋は一切教えていただかなかったそうです。ただ「おまえは名人になる。並ではない大物の器なんだ!」といわれ続けたそうです。羨ましい師弟関係です。 ちゃんと名人を取りましたよ。 どうです皆さん。 もし小さなお子さんがいるのであれば「産まれてきてくれてありがとう!」 未成年者なら「おまえは大物だぁ。器が違う!」 たまには口に出して言ってみませんか???