「なくて七癖」
これも皆さん、覚えがあると思います。 貧乏ゆすり、瞬きをパチパチ、爪をかむ等々・・・。
実は思考にも癖があります。
この思考の癖が結構厄介なんですなぁ。
何か課題や問題に直面すると必ず通る思考の道筋。 覚えがありませんか?
(筆者は大嫌いなことばですが)「ネガティブ」だの「ポジティブ」だのから始まって、必ず寄り道があって、必ず誰かの顔が浮かんできて・・・。
回答は解っているのに、それをなぞるように道筋を組み立てる。
これは自分への納得作業なんですなぁ。
この思考の癖。なかなか変わらないんです。
だからこころの問題は簡単ではないんですね。
そこでヒント。
いきなり高速道路に乗りなさいとか、「分け入っても 分け入っても 青い山」とか極端な変化は望まない。
皆さんのご自宅からだって駅までの道筋はいくつもあるでしょう?
身近な変化が大事なんです。
たとえばバスや電車を1駅手前で降りてみる。 後は歩く。景色が違う。町並みが違う。旨そうなコーヒーショップを見つけるかもしれない。
こころも同じです。
ダァーーーーっと走って結論を出してしまう。
そうじゃなくて、「いつもなら○○という結論になるんだが、今回はちょっと入ったことの無い店に立ち寄ってから考えよう!」程度で充分。
これで大きな変化が望めるのか???
やってから考えましょう(笑)。
やってみる前から「どうせ同じ!」ではつまらない。
「思考の癖」を自覚することは重要です。
最善手は「他者の意見に耳を貸す」ことなんですがねぇ。
これがなかなか簡単ではない。
だからカウンセラーって必要なんじゃないでしょうか?
自分を識るって、大事なんじゃないでしょうか?
いかがですか皆さん?