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「理想と現実どちらを見るのか?」

当社のMental Fitnessは企業の採用ツールとしても長年ご利用頂いています。

ほとんどが新卒者の診断ツールです。 筆者は1,000症例を超えるコメントを記述してきたわけですが、いくつかのポイントがあります。

21歳を中心帯とした就職希望者に対し、「理想像」と「現実像」のどちらを重要視するか?という点も大きなポイントです。

ユーザー様も長年のお付き合いからどちらを優先するか?という姿勢がはっきりしています。

未だ社会人デビューしていない若者に「今のあなたは○○だ!」ということはあまり意味が無いのではないか?と思っています。筆者はむしろ「理想像」に重きを置いてコメントします。

21歳で老成していたり苦労がにじみ出るような処理結果などあり得ないのです。

だったら「この若者は何を目指しているのか?勢いはあるか?」というポイントを重要視します。

未成熟でも「イケイケ!」の積極性があるか?

何かにつけて悲観的な思考習慣を持っていないか?

最低限の自己責任から逃避する傾向はないか?

こういう視点が重要だと考えていますし、これらをクリアしていれば実際に楽しみな人材です。

このツールは占いではありませんし、筆者は実際に面接に同席しているわけでもありません。人事権もありません。採用するかしないか?は企業側の判断です。

逢ったことも無い被験者に向かって「あなたは○○です!」と言い切るのも不遜です。

しかし採用担当者は何かの論拠を求めている。 それがこのツールであり、コメントな訳です。

今年ももうすぐ就活の時期に突入します。

新卒予定者の皆さん。

企業はあなたの可能性を見ます。今のあなたは未完成でもきらめくような可能性をこそ見せつけて、自信をもって臨んでください!


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