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「コンサルタントとカウンセラーの違い」

皆さんにとってはどうでも良い噺かもしれませんが、どちらも頻繁に用いられる用語ですので、はっきりとさせておく事も必要かと思います。

図でわかる通り、会話というコミュニケーションにおいてはどちらかが話し、どちらかが聴いている訳です。

この「話す」と「聴く」の物理的な量の差。

まずここが全然違います。

カウンセラーは「問いを発する者の中に解答がある」ことを前提として主に聴くことに重点を置きます。(図の点線A)

コンサルタントはあらゆる問題に独自の解答を示してナンボの職業ではないでしょうか。(図の点線B)

念のために申し上げておきますが筆者のような未熟なカウンセラーはともかく、優秀なカウンセラーなら「このクライアントに今○○すべきです!」という解答を明確に持っています。

でも、言わない(笑)。

これ、御法度なんです。

なぜならクライアントが自身で気付くチャンスを潰してしまうからなんですね。

所詮は他人から言い渡された解答。 そんなもので簡単に人は変われません。

肝心なことは「自分で解答を見つけた!」という自信なんです。 この積み重ねがクライアントを強く、柔軟にしてゆく。

だからそれを奪う行為はカウンセラーはしないんです。

今日はたまたま「カウンセラーとコンサルタント」という切り口で書きましたが、これを親子関係、上司と部下、営業マンと顧客というように変えてみてはいかがでしょうか?

聴くことが万能とも思えませんが、しゃべり倒すことも最強だとも思えません。

あなたの点線を入れてみませんか???

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