「人工知能とカウンセリング ~3~」
明らかに「感情」を持つロボット君が完成する日が身近であるのなら。
カウンセリングは成立する、と思うのです。
筆者の拙い知識・技術レベルでは、積極的傾聴を筆頭にこのロボット君に移植・学習出来ないカウンセリング技術が見当たらないのです。
精神分析学派・流派を超えてです。
しかも永遠に疲弊しない、24時間365日対応可能。
筆者のごとき下手くそなカウンセラーよりも、余程優秀(笑)。
あらゆる知識を満載し、全ての流派に対応し、しかもクライアントの為に涙を流せるコミニュケーションロボット君。
ちょっと魅力と恐怖を感じませんか?
脳科学でこころが解明出来ないまま、人間はこころを作り出せてしまうかもしれない。
でも悪用されると怖い。
カウンセリングは「洗脳」となり、クライアントを犯罪者にすることも自死させることも出来る。
未熟なカウンセラーが悩み多きクライアントに接するからこそ産まれる副産物。
せいぜいロボット君に勝てるのはそれくらいでしょうか(笑)。