「カウンセラーとしての良い女」
これ、本当はタブーですよね(笑)。
お前の私情だろう!と言われればそーですけど。
精神分析の世界には「転位」、「逆転位」というコトバがあります。
これから話すことは「逆転位」の話です。
「良い女」っているんですね。
それはスタイルとか美貌とか、まして流行のファッションの話ではありません。
魂とこころの話です。
こころはズタボロでも「魂」が綺麗な女性って居るんです。
魂が流血していても「綺麗な女性」っているんです。
「こんなに悲しい出来事に遭遇しているのに、なんでこのクライアントの魂は汚れないのだろう?」という女性です。
正直、慌てます(笑)。
滅多に出会えませんが。
本当に「美しい女性」って、そうだと想うんです。
涙を流しても、化粧が崩れても・・・美しい。
こういう時、カウンセラーは為す術が無いんです。
なんというか。
「この女性はこのまま傷ついていて良いんではないか?」と想えるんです。
こっちが「ボーっと」します。
全くカウンセリングになりませんが(笑)。